二度目のトランペットが吹かれるまでの間について
3巻 P.783-784
アブー・フライラは伝えている
アッラーのみ使いは言われた。
「二度目のトランペットが吹かれるまでの間隔は、40である」
これに関連し、人々が「アブー・フライラよ、これは40日のことか」と聞いた時、彼は「私には、なんともいえない」と答えた。
人々は「40ヵ月のことか」とも聞いたが、これにも彼は「私には、なんともいえない」と答えた。
人々は更に「40年のことか」ともたずねたが、彼は、それにも「私には、なんともいえない」と言った。
み使いは、つづいて次のように言われた。
「その後、アッラーは天から水を降らせる。
人々は、草木が芽を出すように発生してくる。
人間の身体で腐朽しないのは、一本の骨、脊髄だけであるが、これによって、復活の日、身体の全てが再構成されるのである」
アブー・フライラは伝えている
アッラーのみ使いは言われた。
「土はアダムの子孫全てを消滅させてしまうが、脊髄だけは残り、ここから人の身体は復活の日に再構成される」
ハンマーム・ビン・ムナッビフは伝えている
アブー・フライラは、アッラーのみ使いの数多くのハディースを語ったが、次もその一つである。
アッラーのみ使いは言われた。
「人間の身体の中には、土によって決して腐朽されない一本の骨がある。
そして、この骨によって、復活の日、新しい身体が再構成される」
この折、人々が「み使い様、それほどの骨ですか」と質問すると、み使いは「それは脊髄である」と言われた。