ア-イシャに対する中傷について

3巻 P.659-667


ズフリーは伝えている
ズフリーによる前記と同内容のハディースは、別にも幾つかの伝承者経路で伝えられるがそれぞれ、表現用語には多少の異同がみられる。
それらのうち、ウルワを口述者の一人とするハディースには「アーイシャは、ハッサーンが、彼女の前で批難されるのを嫌い、まことに、私の父の名誉、私の母の名誉、私の名誉は、全て、ムハンマド様の名誉を守ろうと願っていますと詩の中で述べたのは彼ですと常々語っていた」と記されている。
更に、ウルワは「アーイシャが『アッラーに誓って! 批難の矢をむけられた当の人物は“アッラーを讃えます。
私の生命を手にしておられる御方に誓って!
私は、かつて、いかなる女性のヴェールをも脱がせたことはありません”と述べたが、その後アッラーの殉教者として死んだ』と語った」と伝えている。

アーイシャは伝えている