アーイシャの結婚に関して
2巻 P.453-454
アーイシャは伝えている
アッラーのみ使いは、私が六歳の時、私と結婚なさった。
そして、私は九歳の時、み使いの家に入ることになった。
私たちがマディーナに移った頃、私は一ヵ月程熱病で苦しんだが、その時には髪の毛は耳たぶの処までのびた。
私の母ウンム・ルーマーンが私を呼びにきた時、私は友達とぶらんこに乗って遊んでいた。
彼女が大声で呼ぶので私は彼女の処に行ったが、彼女がなんのために私を呼んだのかわからなかった。
ともあれ彼女は私の手をとって入り口の方に連れていった。
私は胸の動悸が収まるまでハーハー息をついでいた。
彼女は私を家の中に連れて入ったが、そこには、アンサール《マディーナに元から住んでいたムスリム》の女性たちが集まっていた。
そして、その時、彼女らは、みんな私を祝福し、幸運を祈り、「あなたに善いことがあるように」といってくれた。
母は私を彼女らに預けた。
彼女らは私の顔を洗いきれいにしてくれたが、私は少しも脅えたりはしなかった。
アッラーのみ使いが、朝、そこにおいでになり、私はみ使いに託されることになった。
アーイシャは語っている
預言者が私と結婚なさった時、私は六歳でした。
私は九歳の時彼の家に入ることになりました。
アーイシャは伝えている
預言者は彼女が七歳の時彼女と結婚なさった。
彼女が九歳の時、花嫁として預言者の家に連れて行かれたが、その時彼女はおもちゃを持って行った。
預言者が死去なさった時、彼女は18歳であった。
アーイシャは伝えている
アッラーのみ使いが彼女と結婚した時、彼女は6歳の少女でした。
また、み使いが彼女を家に迎え入れた時、彼女は9歳の少女でした。
そして(更に)み使いが死去した時、彼女は18歳でした。