信仰に欠ける女性について
1巻 P.69
アブドッラー・ビン・ウマルによると、アッラーのみ使いはこういわれた
「女たちよ! サダカを供し、神の許しを求め多く祈りなさい。私は数多くの女たちを地獄の住民の中に見ました」
一人の賢そうな女性が「み使い様、どうして、私たち女性が地獄に多いのですか」とたずねた。
これに対してみ使いは「あなた方には人を呪う者、また夫たちに忠実ではない者が多い。
私は女性ほど知性に欠け、信仰心が薄く、男たちのやさしい心情につけこむものを見たことがない」といわれた。
するとその女性は「私たちの知性や信仰で何がよくないのですか」と質問した。
み使いはこういわれた「あなた方の知性の不足は、二人の女性の証言が男性一人のそれと同等であるという事実からもわかります。
また、あなた方は何日も礼拝することなく過し、ラマダーン月でも日中の断食を守っていない。
これらが信仰心に欠けている証拠です」
これと同内容のハディースは、イブン・ハードによっても別の伝承者経路で伝えられている。
イブン・ウマルによる前記と同内容のハディースは、アブー・フライラによっても伝えられている。