会員各位

アッサラーム アライクム

昨今、 訪日ムスリム観光客から、日本国内には様々な認証団体が独自の基準で企業やレストランに対して ハラール・マークやハラール認証を発行しており、どれを信じてよいかわからない状況にあるという声が上がっています。このままでは、日本の信用失墜につながりかねないとの懸念を当協会も抱いています。

 さて、12月4日の理事会に於きまして、ハラール関連団体「日本ムスリム評議会(仮称)」など他団体への参加はしないことを決議しました。また同時に誤解を生じないように「国内ハラール対応委員会」の名称を変更し「国内食品等対応委員会」にすることに決議したことをお知らせします。

同委員会は、従来通り、推薦状を発行し、委員会の基準でやっていくことには変更はありません。基本的には我々は、これまでやってきた自分たちの責任で行えること以外には踏み込むつもりはありません。

なお、協会のHPに記載されている「ハラールに関する当協会の取り組み」に下記の項目を入れます。

 5.「国内食品等対応委員会の役割」

当委員会は、ムスリムの食品やサービス等に関する具体的なアドバイスや講演やセミナーなどの要請がある団体に対し「国内食品等対応委員会会員」になっていただき適切な指導を行う。講演会やセミナーの講師の派遣をする。

そして、ムスリムの食品等を含めたイスラームの理解を深めた団体に対し、食べ物については調査、検討の上、国内のムスリムが安心して食べられるように推薦状を発行する。

 以上

徳増公明